織金網は縦線と横線の交差するパターンにより、平織、綾織、畳織の織り方ができます。用途によって線材、織り目の選択ができ、ふるい別け、精錬、乾燥、防塵などに使用されるほか、手触りがやさしく光の反射もきれいなことから、デザイン容器、ベンチ、照明などの素材にも使われています。
使用線材としては、亜鉛メッキ線、なまし鉄線などがあります。
 
ステンレス線(SUS-304 SUS-316)、純ニッケル線、アルミニューム線、燐青銅線、ブロンズ線、銅線、黄銅線、チタニウム鉄線、亜鉛引鉄線、タキロン鉄線、ビニール被覆線、パイレン、ビニール、ナイロン、絹
 
平織、綾織、タタミ織、綾畳織、スダレ織、トンキャップ織
 
平織、綾織の様に縦横が単線の場合は25.4m/m(旧称1吋)の一辺に並んだ目数を何メッシュと呼びます。タタミ織、綾畳織の場合は縦のメッシュと横のメッシュを両方と共お知らせ下さい。クリンプや平織で荒目の金網は、針金と針金の間隙寸法をm/mで表示しますが、場合によっては針金の芯から芯までの寸法をm/mで表すこともありますから開目何m/m、芯々何々何m/mと明示して下さい。
| 〔注〕 |
メッシュとは25.4m/m一辺に並んだ金網の目数を数えて何メッシュと称しますが、時には30m/m一辺に並んだ目数を一列に数えて何目と云う場合がありますから、ご注意下さい。 |
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